第三に、親密な対人関係の中では、私たちははっきりとした相互依存関係を保っています。お互いのために時間を費やし、自分の計画や決意や日々の活動が、ある程度相手のそれに影響されることで、お互いの人生が重なり合うことを受け入れるのです。普通、親密度が増せば増すほど、お互いの人生の重なり合う部分も大きくなります。

第四は、親密な対人関係はいくつかの大切な利益を与えてくれます。この利益はカップルという関係からしか受けられないものではありません。私たちが困っているとき、親しい友人が配偶者や婚約者と同じくらい積極的に助けになってくれようとするでしょうし、励ましてくれるでしょう。自分に自信が持てなくなったときには、適切なアドバイスをあたえてくれるにちがいありません。

カップルの生活はあまりにも緊密に影響し合っているため、場合によっては親しい友人や兄弟姉妹のほうが、配偶者や婚約者よりも適切な利益を与えられる場合もあります。たとえば、あなたが転職しようとしたり、大学に戻って勉強したいといえば、配偶者は、それが自分の生活にも影響を及ぼす(もしかしたら望ましくない方向で)ため、そのプラスとマイナスを秤にかけようとするかもしれません。こんな時は、親しい友人の方が、簡単に、そして心から助けになってくれるようです。

出典: