カップルはよく自分たちの関係に友人関係を持ち出すことで、その満足感をあらわします。「私たちはただの夫と妻じゃないの。親友同士なのよ」その一方で、人々は友人関係を持ち出すことで、自分たらがカップルでないことを明確にしようともします。

「私たちはただの友達。それ以上のことは何もないの」未婚・既婚の250人のアメリカ人を調査した結果、27%が彼らの「親友」”ロマンチックな関係ではない相手”は異性だと答えています。さらに男性の55%、女性の44%が「仲の良い友達」は異性だと言っています。

本物のカップルとしての関係は、友情プラス何か、ということのようですが、それは一体どんなもので、どうやって自分たちの関係にもそれが存在していると見きわめられるのでしょう?まず最初に、親密な対人関係(カップルだけにとどまらない)と、そうでない関係を区別するものは何でしょうか。

第一に挙げられるのは、そこには個性化された興味と関心が作用していることです。友人、家族、そしてカップルは、相手を独特で個性を持つ人間として捉え、反応しています。たとえば仲のよい姉妹は、たんに姉妹という役割分担を義務的に遂行するだけにとどまらず、深い愛情を持って互いに関わっています。もしどちらかが死んだり遠く離れてしまったりしたら、彼女たちは大きな喪失感を味わうはずです。

第二に、親密な対人関係の中では、人々はそうでない関係の中でよりも、より率直で無防備です。買い物中に見知らぬ人と言葉を交わしたり、歯医者に行ったり、仕事の面接に行ったりするとき、私たちはある社会状況に向き合っていると考えますが、親しい人と接しているときは、あくまでも個人と向き合っていると感じるものです。

出典: